今回は、私も家づくりをする前に知りたかった「失敗しない!理想の家づくりステップ」について、我が家の経験談を交えながらお話ししたいと思います。
我が家が家づくりを始めようと思ったきっかけは、
“お庭が欲しいな”
“家事がしやすい家に住みたいな”
“窮屈でない広々としたお家がいいな”
と、一戸建てのお家に対する憧れや住んでいたアパートに不満があったからです。
“薪ストーブのある暮らしがしたい”
“我が子と並んで料理ができる広いキッチンがいい”
“家にいてワクワクするような自分たち好みなデザインにしたい”
・・・などなど。
夫婦共にお家が大好きで、やりたいことがたくさんあったことと、いつかは一軒家を建てたいと思っていたこともあり、注文住宅の家づくりがスタートしました。
しかし、私たちは家づくりについて何も知識がないまま、見るだけ見てみようと、ふらっと展示場に行ったのです。
もう一度この頃に戻れるなら、「ちょっと、まった!!」と言ってあげたい。笑
私が運営するInstagram(@hikohome._____)では、家づくり中の方から質問DMをもらうことが増え、家づくりを始める人のために我が家の経験が何か役に立たないかな?と思い、我が家の経験をお伝えすることにしました。
家を建てると決めて、まず初めにすることは?
いきなり展示場はNG!
家を建てよう!と決めてまず初めにすることは何だと思いますか?
「展示場に行く?」「資料請求する?」
まだどちらも待ってください!
我が家も展示場へ行き、たくさんのハウスメーカーを見ました。
今思えば何十時間もの貴重な時間や体力を消費していました・・・
家を建てるための知識や理想が定まっていないのに展示場に行ってしまうと
- 膨大な時間がかかる(一つのハウスメーカーで2時間。1日に回れて3社。本当に疲れました…)
- ハウスメーカーの名前や特徴などがわからず、全然覚えられない。
- 自分たちに何が合っているのかわからなくなる
もちろん、展示場に行くと良いことはたくさんあります。
家事動線が工夫されていたり、キッチンやリビングから見える景色が綺麗であったり。
「このアイディアいいな」「取り入れたいな」と
展示場を見ながら話すことで、自分や家族の好みを知ることもできます。
家を建てる気のなかった旦那さんが、「家っていいなぁ」と建てる気になったという話も聞きます。
でも、待ってください! それをするのは、もう少し後がオススメです。
家づくりでまず初めにすることは
- 家づくりの流れを知る。
- 何のために家を建てるかを明確にする
です。
そして、家づくりで我が家がしたことは
- 今の不満を書き出す
- 取り入れたいものをリスト化する
- インスタや雑誌などで好みのインテリアの写真をたくさん集めて理想のお家をイメージする。
まずは、一緒に家を建てるパートナーとどんな家を建てたいか、目標を明確にすることが大切です。
家づくりには、トラブルや不安がつきもの。
間取りや仕様、予算のことなど色々なことを決断していかなければいけないので、「本当にこれで良いかな?」と迷うこともあると思います。
だからこそ、”どんなお家に住みたいか””これからどんな暮らしをしていきたいか”を明確にしてから、進めていってほしいと思います。
失敗しない家づくりのステップ
1 どんな家を建てたいかを明確にする
これは先ほどお話したものです。“今のお家の不満”と“理想のお家”を書き出してみてください。
私たちも書き出したのですが、意外と「こんな風に考えていたんだ!」と気づくことがたくさんありました。
お互いに項目を説明しながら、どんなお家を建てていきたいかを決めていきます。
我が家のリストはこんな感じです。(アパートでの不満は夫婦共通でした)
これからの暮らし方や生活のイメージをすり合わせることもできるので、ここは時間をかけてしっかりと考えて良かったと思っています。
イメージのすり合わせをしっかりと行うと、家に住んでからの小さなストレスも減ります。
例えば、「リビングにカバンや上着が置きっぱなしなのは嫌だから、すぐしまえるように玄関に収納を作ろう」と決めたので、リビングが散らかることがなくなりました。
我が家の一番譲れないポイントが薪ストーブの採用なのですが、ハウスメーカーによっては「採用できない」とはっきり言われてしまいました。
やりたいことができるハウスメーカーを選ばなければ、理想のお家は完成しないですよね!
なのでハウスメーカーを探すよりも先に、”どんなお家を作りたいか?”家づくりのゴールを決めることが大切です。
そして、この時期からやりたいことやデザインの写真をInstagramなどで集めておくと、イメージが湧きやすく、後々の打ち合わせの時にも担当の方にイメージが伝わりやすいのでオススメです!
Instagramを見ていると、ハウスメーカーや工務店によって、得意なテイストが違うと感じています。
我が家は夫婦でインテリアの好みが違ったので、話し合う中でぶつかったり、すれ違うことがありました。
その度にお互いに写真を見せながら説明して、お互いが納得できるようにしました。
好みの違う私たちでしたが、インテリアで一番大事にしていたのはお互いの好みを一つずつ採用するのではなく、全体のバランスを見て合うかどうかを考えること。
壁紙や建具、家具なども統一感を一番大切にしました。
どんな家を建てたいのか、どうして家を建てたいのかを見失わないようにすることが、家づくりの後悔を減らすポイントになります。
2 予算を決める
これからの生活でお家にいくらお金をかけるのかを話し合い、明確にしました。お互いの収入もこの時に初めて知りました。笑
ローンを組むと毎月の返済をしていくので、「毎月どのくらいなら返済に充てられるのか」を話し合い、無理のない借り入れ額を決めます。
よく、“家賃の目安は手取りの3分の1が理想”と言われていますが、我が家はそれ以下になるように予算設定をしました。(※夫婦合わせての手取りです)
価格については非公開とさせていただいているので、家についての細かな金額はお答えできないのですが、我が家は当初の予算よりかなりオーバーしてしまっています。
家づくりについて知識がなかったことと、土地に問題があったことが原因なのですが、家づくりではトラブルが起こる可能性もあると頭の片隅に置いておくことがオススメです。
3 ハウスメーカー工務店を探す
私たちは家づくりを始めた頃、子どもがいなかったので休日ハウスメーカー巡りなどに時間を当てられましたが、これが妊娠中、子育て中だったらかなり大変だったと思います。
あたり2時間ほど話を聞いて、一日3件見れたら良い方‥。ハウスメーカーや工務店を回り、一から話を聞くのは大変でした。
そこで、効率的なのが資料請求です。
気になったメーカーや工務店があれば資料請求をして、自分たちに合いそうな会社を探しましょう。無料なのでデザインや雰囲気が合いそうならどんどん資料請求をして情報を集めるのがオススメです。
比べることで何が自分たちに合っているのか考えが定まり、見る目も養われていきます。
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※営業電話を控えていただきたい場合、そのことを入力したらかかって来なかったです。
しかし、住友林業を検討中の方はお待ちください!
候補の中に住友林業が入っている場合は、資料請求の前に私にお伝えください。
お得な割引制度を利用することができます。
我が家はこの制度を知らず、展示場へ行ったことが唯一の後悔ポイントです。
詳しくはこちらの記事を見てくださいね!
https://wamibon.com/【保存版】住友林業の紹介制度について/
4 展示場へ行く
ここで、いよいよ住宅展示場へ行きます。資料請求したメーカー・工務店の中から何社か選んで連絡を取ったり、展示場や完成宅見学会などにも参加したりできます。
先ほどもお伝えしましたが、展示場のお家には、家事動線の工夫やリビングやキッチンから見える景色など
自分たちの暮らし方に合った参考にしたい間取りを見つける良い機会です。
私たちは契約後も、契約したハウスメーカーのいろいろな展示場に足を運びました。
写真を撮っても良いか確認をとった上で、撮影しても良いようだったら、後々の打ち合わせや夫婦での話し合い用に記録しておくのもオススメです。
私たちがハウスメーカー・工務店選びで重視にしたことは、
- その会社を信頼できるかどうか(存続可能な会社かどうか)
- 家の性能の安全性
- 間取りやデザインの提案力
- 工事の様子や作業の正確性
- 価格
- 営業の方の人柄
- アフターサービスの良さ
でした。
施工事例集などは、検討中のメーカーの家の雰囲気や性能などを知る良い機会になるので、ぜひチェックしておいてくださいね。
5 土地を決める
土地選びは自分で探すのももちろん良いですが、ハウスメーカーや工務店の営業の方と一緒に探すのがオススメです。
プロの方の意見を聞きながら土地探しをすることで、家を建てるための造成費用など、後々かかる費用についても教えてもらうことができます。そして、ネットや土地屋さんに出ていない土地の情報を持っていることもあります。
家づくりについて調べたとはいえ、その道のプロに話を聞くことが近道です!住宅展示場などで出会った信頼できる営業の方に聞きながら、一緒に土地探しをしましょう。
我が家もハウスメーカーをある程度絞った段階で土地探しをはじめました。営業の方にアドバイスをもらいながら、この土地でこんなお家を建てるとどのくらいかかるのかも聞いて、可能かどうか判断しながらの土地探しでした。
そこで、我が家の土地選びの条件は、
- 100坪くらいの広さ(駐車場4台、薪棚を作るため)
- 迷路のような住宅街ではない場所
- 自然豊かなところ
- ハザードマップにかかっていない場所
でした。
我が家はここの理想も全く違ったので、実際にその場所に出かけながら住んだときのことを想像するなど、かなり時間をかけてシミュレーションをしました。
土地は一点もの。「いいな!」と思っても売れてしまったらそこに住むことはできず「あの土地よりもいい土地はないな…」と引きずり、比べてしまいます。
我が家の場合は1年ほど探し、お互いに「ここがいい!」と納得のできる土地に出会うことができました。
6 契約
土地やハウスメーカーが決まったらいよいよ契約です。
契約をすると打ち合わせが始まります。打ち合わせ期間は期間が決まっていたので、座りぱなしで気づいたら4時間打ち合わせしていたなんてことも。笑
でも、それがとっても楽しかったんです。
たくさんの時間をハウスメーカーや工務店の方と過ごし、大切なお家を作って行くので、自分たちに合った信頼できる担当の方と家づくりをしていきたいですよね。
やっておくといいこと
打ち合わせを効率的に進めるために、契約前から”こんなお家がいいな” という写真を集めるのがオススメです。言葉でイメージや要望を伝えるより、写真の方が伝わりやすく、イメージのすれ違いが起こりにくいです。
我が家もプロの設計士さんやIC(インテリアコーディネーター)さんに要望を伝え、相談しながら決めて行ったこともあり、
自分たちだけでは思いつくことができなかったアイディアやインテリアを知ることができ、今のお家が完成しました。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
我が家の経験談を交えながら、契約までの理想の家づくりのステップをご紹介しました。初めての家づくり、悩むことや不安なことがたくさんあると思います。
特に、私たちは家づくりについての知識がないまま展示場へ行き、家づくりがスタートしてしまったので、我が家の営業さんには一から教えてもらったり、励ましてもらったりとたくさんお世話になりました。
家づくりに後悔がないのは、ハウスメーカー担当の方のおかげです。自分たちに合ったハウスメーカーや担当の方に効率的に出会うためにも、カタログ請求を使ってくださいね!
他にも我が家の家づくりの経験をInstagramにて発信中です。質問や気になることがあれば、おっしゃってください。
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