家も建って理想の家で快適な生活が出来るなぁー
ちょっと待って!!
住み始めてからも手続き関係でやらないといけないことがあるよ。
人生一度?の家づくりお疲れ様でした。
色々考えたりした怒涛の日々から開放され理想の家に入居してホッとしていませんか?
多くの人が住宅ローン控除を受けると思いますが
住宅ローン控除を受けるためには入居後1年目には必ず確定申告をする必要があります。(入居した日の翌年1月1日から3月15日までが期限です)
聞いたことはあるけど確定申告ってなんだ?っていう方が多いのではないでしょうか?(私たちはそうでした…)
直前で知識を詰め込んで手続きをするのは本当に大変でした。
皆さんが私たちのように確定申告前に慌ただしくならないように確定申告で気をつけることを記事にしましたので最後まで読んで参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事で伝えたいこと
①住宅ローン控除を受けるとふるさと納税上限額が減額するので寄付のやり過ぎに注意!
②納税の方法で自己負担額が増える可能性がある
③楽天ふるさと納税額シュミレーターを活用したら確定申告は怖くない
(ふるさと納税前に住宅ローン控除も加味した納税上限額を把握しておく)
そもそも確定申告とは
確定申告はご存知ですか?
確定申告って聞いたことあるけど分からないな…
確定申告とは、毎年1回、自分の収入や経費を税務署に報告して正確な税額を計算する手続きです。主にフリーランスや副業をしている人、給与以外の収入がある人が対象です。申告の結果で納める税金が増えたり、払い過ぎた税金が戻ってくることもあります。申告期間は通常、2月16日から3月15日で、税務署やオンラインで手続きができます。
一方、会社員の方は年末調整をすることで税金の手続きをしています。大半の方は年末調整は馴染があるのではないでしょうか?また会社員の方でも、ふるさと納税で5団体以上に寄付をする場合・医療費控除・iDeCoを活用する場合は確定申告が必要です。
・確定申告はフリーランスの人が対象で自分で手続きをする。
・年末調整は会社員の人が対象で会社が手続きをする。
ざっくりですが、このように覚えておけば大丈夫です。
ふるさと納税とは
ふるさと納税はどういう制度?
お得な制度ってことは知っているけど使ったことはないな…
実質自己負担2000円で納税先から返礼品がもらえる制度だよ
ふるさと納税は日本に住んでいる人が自分の住んでいる地域以外の自治体に寄付をする制度です。寄付をすることで、返礼品が受け取れたり ふるさと納税で寄付した金額から2,000円を超える部分が所得税や住民税から控除される制度です。
ふるさと納税をする・しないで納税額は変わらないので、自己負担2000円で返礼品がもらえお得に感じる人が多いのではないでしょうか?
私たちは楽天ふるさと納税を利用して、ちょっぴり贅沢な食料品をメインに注文しています。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税を利用する場合、確定申告・ワンストップ特例のどちらかの方法で納税します。
ワンストップ特例は利用出来る条件はありますが簡単に申請が出来るのでオススメです。
①確定申告をする必要のない給与所得者など ②1年間の寄附先が5自治体以内 ③自治体へ申請書を郵送している
これらが利用出来る条件です。
多くの会社員の方はワンストップ特例を利用出来ますが副業収入があったり、医療費控除や住宅ローン控除を受ける場合は確定申告が必要となるためワンストップ特例が利用出来なくなります。
確定申告とワンストップ特例では税金の控除の計算が違います。ふるさと納税だけ利用する場合はどちらの方法でもほとんど違いがないですが住宅ローン控除などを受ける場合だと確定申告をした場合、自己負担の2000円が2000円以上になる場合があるので注意が必要です。
入居1年目はなぜ注意が必要?
ネットで調べると よく損をするとか出てくるけどなんでだろう
入居1年目は納税の方法や上限額が普段と違うところに理由があるんだよ
注意が必要な理由
入居したあと住宅ローン控除を受けるために最初の1年目は必ず確定申告が必要となります。(※2年目以降で確定申告が必要ない場合は年末調整で住宅ローン控除を受けられるようになるのでワンストップ特例が使えるようになります。)
確定申告を利用し住宅ローン控除を受ける場合は自己負担額が2000円を超える場合があるため注意が必要になります。増額する負担額にもよりますが返礼品を増額分で購入したと割り切れるのであれば気にしなくてもいいことかもしれません。
実際にシュミレーション
色々なサイトのシュミレーターがありますが楽天ふるさと納税シュミレーターが詳細まで入力出来て分かりやすかったのでオススメです。今回は楽天のシュミレーターを使用して実際にシュミレーションしてみます。
今回必要な情報は①支払い金額②給与所得控除後の金額③所得控除の額の合計額④住宅借入金等特別控除の額の4つです。
比較①住宅ローン控除のありなし
住宅ローン控除なし年収500万円の方のケース
シュミレーターに①②③を入力した結果、寄付金の上限額の目安は57144円になりました。
住宅ローン控除あり(控除額212600円)年収500万円の方のケース
シュミレーターに①②③④を入力した結果、寄付金の上限額の目安は48820円になりました。
※控除額は借入額5000万円で35年ローンを変動0.18%で住宅ローンを組んだ際の目安額です。
住宅ローン控除のありなしで8324円の差があるんだね
比較②確定申告かワンストップ特例か
確定申告44,429円税金が軽減されます。自己負担額は4,391円です
ワンストップ特例46,820円税金が軽減されます。自己負担額は2,000円です
確定申告をするとプラスで2391円自己負担が発生するのか…
使えるならワンストップ特例がお得だなぁー
比較のまとめ
- 住宅ローン控除なしの場合
ワンストップ特例でふるさと納税上限額まで寄付した場合、自己負担額は2000円
確定申告でふるさと納税上限額まで寄付した場合、自己負担額は2000円 - 住宅ローン控除ありの場合
ワンストップ特例でふるさと納税上限額まで寄付した場合、自己負担額は2000円
確定申告でふるさと納税上限額まで寄付した場合、自己負担額が2000円以上になるケースがある
収入が多く控除枠が多くある方は住宅ローン控除を受け、確定申告する場合でも自己負担額が2000円になるケースもあるので比較は必須です。
比較をしてみて私が思うこと
自己負担額の結果が2000円以上になった場合、寄付金額を減額しても2000円になることはありませんでした。同じケースで寄付金額を3000円に減額しても自己負担額は2,052円でした。
ふるさと納税の返礼品の金額の割合は3割以下の地場産品と決められています。今回のケースだと48820円の3割で14646円相当の返礼品が2000円で手に入るか4391円で手に入るかなので返礼品を実際に購入すると考えると7割引で購入出来たことになりどちらにしてもお得かな?と感じます。
まとめ
今回は入居1年目に訪れる確定申告で気をつける点についてまとめてみました。
①住宅ローン控除を受けると通常より寄付の上限額が減額になることをふるさと納税前に知っておく。
②確定申告とワンストップ特例とでお得さに違いが出る場合がある。(入居1年目はワンストップ特例が使えない)
③ふるさと納税前に住宅ローンを加味したシュミレーションをしておく。
以上3点を気をつけるとお得にふるさと納税をすることが出来ます。
手間に感じるシュミレーションですが少し頑張ってオトクな返礼品で美味しい食べ物を食べてみてはどうでしょうか?
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